新世代ワイン、ドイツのグラン・クリュ。
新たな視点が重要な鍵!
王子、彼女を連れて再来! 10年来の私の王子様、パオリンスホーフ醸造所のケラーマイスターであるオリバーが久々に来日。将来奥様になる彼女、カラを紹介するため、収穫前の忙しい中、遙々ドイツから連れてきてくれました。 ありがたいやら、寂しいやら、女心はちょっと複雑。優しいお兄ちゃんをとられた妹のような気分です。 一緒に倉敷美観地区を巡り、「桃太郎のからくり博物館」のお化け屋敷も体験。今日を見越したかのように、お化け屋敷を一週間延長してくれていたちくわ笛奏者の住宅さんが、ちくわ笛でタイタニックのテーマ曲などを披露してくれました。 もちろん、その後はチクワがどんな食べ物なのかを知ってもらうため、焼きちくわを食べにLet's Go。 ひとしきり観光が終わって、さあ、これからワイン会。 |
新世代ワイン、ドイツのグラン・クリュ。 新たな視点が重要な鍵! 9年前、オリバーが初来日した時に参加してくれたお客様も含め、15名のお客様に集まっていただき、オリバーとカラを囲んでワイン会を開催しました。 ワイン会では、オリバーだけでなく、カラも大活躍。きちんと説明もこなし、知的で優しいオリバーのクリスタ・ママを彷彿させるしっかりぶりをに、私も一安心。 ワイン会では、ヴィノ・ロックというガラス栓のワインや、グラン・クリュやグローセス・ゲヴェックスワインが登場。 クラウス・パパの時代とはまたひと味違った、彼らの造る新しいワインたちです。 アロマティックな香りが身体中に広がるような、ボリューム感あふれる、まさにグラン・クリュに相応しいワイン。 今までのドイツのワイン法では対応しきれない、イタリアのスーパー・ヴィノ・ダ・ターボラならぬ、ドイツのスーパーQbA。そもそも、QbAと昔ながらの分類法をつけること自体がおかしいのか・・・。 これだけワインとワインを取り巻く環境が変わってきている以上、私たちワイン屋も、新たな意識をもって、今までとは全く視点を変えてお客様に紹介していかなければならないなと感じさせられました。 日本初公開となる2006年ヴィンテージワインを、真っ先に皆様にご堪能いただき、直接お客様と意見が飛び交ったワイン会に、オリバーとカラもとても喜んでくれたようです。 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!! そして、通訳を務めてくださったインポーターのドイツ商事、中谷社長にも感謝。
●パオリンスホーフHP (ドイツ語/英語) |