おいしいワインが出来た!
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目の冷めるような輝きをワインの中に見出すことのできるケラーのワインと出会って間もなくのこと。そのケラーのワインを、ますます美味しく味わうことのできる本に出会ってしまいました!! もっとケラーのことを知りたい!という思いから、手のひらサイズのその文庫本を読み初めたのですが、「まえがき」からすでにこの本にのめり込んでしまったんです。 「ケラー醸造所のそのリースリングの味は、軽やかで、無垢で、透明感があって、感動的ですらあった。一点の曇りもない、晴れた真夏日のような、輝く味のワイン。三年間ワインを飲み続けてきて、このような強い衝撃を受けたのは、この日が初めてだった。」という、岩本順子さんのケラーとの出会いと感動そのものを、私もついこの間、経験していたんですもの。 その瞬間から、まるで自分がこの体験記を書いた岩本さんになって、初めてワイン造りの体験をしていくかのように、わくわく・どきどき・時には嬉しく・時には悲しくなったりしながら、読み進んでいきました。 そんな私からのアドバイスはただひとつ! この本を読む前に、まず一度、ケラーのワインを味わってみてください。味がどうの、香りがどうの、なんてわからなくていいんです。ただただ『体験する』。それが一番大切。 知識を詰め込んでからでは体験できないものってあると思いません?そのひとつが『感動』であり、『発見』なのではないかな~♪と近ごろ得にそう思ってしまうのです。 そして、体験したことによって、さらに加わるのが『想像』。ケラーのワインを飲まずには、ケラーの畑で仕事の後に飲むワインの味も、ヘディの作るスープの味もまったく想像できないでしょう? それでは、みなさまに沢山の『感動』と『発見』と『想像』の喜びが訪れますように。 |
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062731479/qid=1147319091/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-2269045-4691532 【もくじ】 ■ワイン造りの始まりと終わりの重なる時 ■ワイン畑があちらこちらに分かれている理由 ■百年のスープ―ぶどう摘みのスープの隠し味 ■夏への準備―ぶどうのつぼみを間引く ■一本一本のぶどうと向きあう満たされた時間 ■ラインヘッセンの贅沢でゆたかな生活 ■ケラー家流エコロジー基準 ■ワイン畑の大敵ムクドリとの戦い ■家族のためだけのグラン・クリュ ■収穫の幕開け ■かくも長き収穫の日々 ■不思議なボトリティス―貴腐ワイン を生み出すパラサイト ■優しいワインの発酵音を聞きながら ■1990年のクリスマスプレゼント ■北限の地へ贈りもの、アイスワイン ■オキナワとズュルトと、ブルゴーニュとラインヘッセン ■ケラー家のワイン畑、フーバッカーよ永遠に ■ケラー家七代目エルヴィンの話を聞く至福の一刻 ■新酒試飲の日がやってきた ■ケラー家の人々の栄誉と誇り ■とうとう氷のワインを収穫した日 |
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