「ワイン・マチュドニア」試飲会レポート♪
こんにちは。スタッフ@アキです。
2005/7/24のワイン会は、【ぜひ飲んで欲しいオススメワイン】を集めて、スタンディングスタイルで試飲していただきました。そのレポートをお届けします。
イタリア好きの私としては、イタリアのbar(バール)のようにカウンターでお客様が飲みたいワインを選び、その場でスタッフがグラスに注いでお渡しし、お客様は話しながら気軽に飲むと言う雰囲気が良かったです。
でも・・・、混雑時にせっかくお越し頂いたのにお話できなかった方々、ごめんなさい。m(_ _)m
さて、今回は1000円で6種類のワインを試飲。フランスのブルゴーニュワイン&ボルドーワインと、イタリアのワインを飲み比べました。
やはり暑いので、まずはスパークリングワインを。
【1】 アッケルマン・ローランスの「スパークリング・ロゼ」
このロゼスパークリング、超人気でした! |
そして、白ワインが2種。
【2】 スポルトレッティの「グレケット ヴィーニャ・デッラ・マエスタ 2003」
イタリアのアッシジの近くで造られている白ワイン。フレッシュなオレンジのような柑橘系の香り。コクがあって、ミネラルがたっぷりめ。でも、重たくなくスッキリしています。試飲会終了後、ドライトマトのブルスケッタと合わせてみたら見事にマッチ!この組み合わせはオススメです。 |
スタッフ@サチは、スポルトレッティのワイナリーへ訪れた時に面白いブドウの木を見て来ました。その写真を見たお客様は、「お~。」「へぇ~。」と魅入っていました。通常は上を向いているはずのブドウの枝先が、鷹の爪みたいに下を向いているんですもの!!この仕立て方は「逆コルトン」と言い、今では珍しい育て方だそうです。
【3】 ギローの「ジェ・ド・シャトー・ギロー 2003」 淡い淡いレモンイエロー色。リンゴのような香り。スッキリとして、ミネラル感しっかり。お魚料理と合わせたいですね。 |
2番の「グレケット」と3番「ジェ・ド・シャトー・ギロー 」は対照的な白ワインなので、好みが分かれました。ブドウ以外の果物で例えるなら、オレンジ風味ワインVSリンゴ風味ワイン!私の今の気分は、すっきりしているリンゴ風味のワインかな。
次に、赤ワインが3種。
【4】 ジャン・マルク・ミヨの「ブルゴーニュ ルージュ 2002」
このワインの造り手ジャン・マルク・ミヨは、「香りの魔術師」と言われています。その異名を持つ造り手の力が発揮されているかのように、時間が経つにつれて、ラズベリー・フランボワーズの香りがたっぷり出てきました。味までおいしいフランボワーズになってきます。きれいなガーネット色をしたワインです。 |
【5】 フォール・ヴィオーの「シャトー・フォール・ヴィオー 2000」
少し黒色がかったガーネット色。4のブルゴーニュワインと比べるとしっかりしたワインですが、メルローをブレンドしているので、ボルドーワインにしては飲みやすい方ではないでしょうか。お手頃価格なのが、嬉しい♪ |
【6】 サン・ジュスト・ア・レンテンナーノの「キャンティ・クラッシコ 2002」
少し黒みがかったガーネット色。時間が経つ事に華やかな香りがして、味わいも上質なキャンティの良さが出てきます。このキャンティ・クラッシコは、時間が経ってもおいしさが持続!このワイン会のチーズセットにあった、ブリア・サヴァラン(クリーミーな白カビタイプ)と好相性でしたよ。 |
赤ワインも好みが分かれました。比較的ライトなタイプが好みの方は、4番の「ブルゴーニュ ルージュ」。しっかりした味わいの赤ワインが好みの方は、5番の「シャトー・フォール・ヴィオー」。タンニンより果実味重視でシッカリめの味わいを好む方は、6番の「キャンティ・クラシコ」。飲み比べて、自分の好みを再確認できたようです。
それから、手が届きにくくてもグラスワインとして飲むことができた、有料グラスワインは・・・
まずは、白ワイン。気になるムルソーのワインでした。
【1】 ヴェルジェの「ムルソー ジュヌヴリエール 1994」
薄い黄金色。最初から、ナッツの香りが漂っていましたが、時間が経つほどマイルドな香りに。ムルソーの独特の辛さが強めに出ていますが、私は飲みやすい方だと思いました。 |
やはりムルソーのワインは、お料理が欲しくなるみたいですね。今回は、チーズセットでワインとのマリアージュを楽しまれるお客様が多かったです。
そして、赤ワインが3種。
【2】 ラロゼの「シャトー・ラロゼ 1994」
少し古い感じのする薄めのガーネット色。芳しいエレガント系の香り。タンニン(渋味成分)が渋めでも、ワイン自体柔らかく感じます。この日のチーズセットにあった「シャンベルタン」と言う塩分の効いたウォッシュタイプのチーズを食べると、よりワインが柔らかくなって良いです。このチーズとの組み合わせは、お勧めです! |
【3】 ピエール・ダモワの「シャンベルタン クロ・ド・ベズ 2000」 濃いルビー色。エレガントなベリー系の香り。味も優美なベリー系。シャンベルタンなのに優しく感じるのは、さすがはグラン・クリュならでは。時間が経つほど、よりエレガントさが際立ちます。上質なお肉と合わせたいですね。 |
【4】 マガーニャの「ビーニャ・マガーニャ メルロー レセルバ 1989」 少し熟成を感じさせる黒っぽい赤色。香りも熟成した感じで、少しスパイシー。このワインも2番の「シャトー・ラロゼ」と同じ、メルローという品種。メルローかもしれないけど、熟成していて面白い。「スーパー・メルロー」と言われるワインだけあって、ラベルも黒色で高貴な雰囲気がよく出ていて素敵です。 |
お客様で「野性味のあるメルロー」と表現されている方がいらっしゃいましたが、まさにその言葉の表現どおりだと思いました。
2番の「シャトー・ラロゼ」を試飲された方は、やはりこの4番の「ビーニャ・マガーニャ」も気になったらしく、「この違いが面白いね~」と、両方のワインを楽しまれていました♪
【5】 ドワジ・ヴェドリーヌの「シャトー・ドワジ・ヴェドリーヌ 1997」
薄い黄金色。ハチミツのような優しい感じの香り。甘いけど甘すぎない、飲みやすいデザートワインです。 |
デザートワインまで飲むと、まさにワインのフルコース!たまには、ワインフルコースで贅沢な気分を味わうのもいいですね。(^^)
今回のワイン会、『フラッとお店に立ち寄って→気軽に飲めておしゃべりして→お気に入りのワインを見つけて満足♪』という感じでした。お一人の方も、友人達といらっしゃった方も、ワインやお料理について語って楽しそうでしたよ。お気に入りのチーズを見つけて、ご満悦の方もいらっしゃいました。
参加者の皆様、
暑い中お越しいただきまして、ありがとうございました!
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