杜の蔵(独楽蔵)
酒として、生まれてきたからには喜んで飲んでもらいたい!
酒として、飲まれるからには自分の主張をきちんとしたい!
酒として、主張するからには自分に誇りをもちたい!
最近、自分が酒だったら・・・・なんてことを考えたりします。これはそのまま
これからの自分にもいえること。今、私が恵まれていると思えるのは、杜の蔵の
スタッフの顔ぶれと この3行を胸を張って口にだせるということです。(もっ、
もちろん、お客様にも恵まれています)
日本酒とは本来、米からできるアルコールのみを使うものである。 職人(杜氏、
蔵人)が思いを込めて造ったものになるべく添加物を加えたくない。 さらに体に
もより優しい。そして、造り手としての存在価値。
ということで、杜の蔵では純米系(純米酒、純米吟醸酒等) の製造割合が大部分
を占めています。私自身も口にするものは純米系ものがほとんどになってしまい、
それ以外のものには違和感を感じることもよくあります。杜氏以下、蔵人も米作
りの先頭に立ち、原料の酒米全てが地元で作られています。その米を、蔵の地下
から汲み上げた地下水を使い、手造りで丁寧に醸しています。
ここで、銘柄のご紹介を少々―――。
全国各地に蔵元があるのに、皆が同じようなタイプの酒に向かっていったのでは
何のための地酒だか分かりません。さらに、杜の蔵の日本酒には主要な銘柄が3
つありますが、それぞれに目指しているものが違います。
その一つが「独楽蔵(こまぐら)」なのですが、これは消費者の方々をはじめ、
限定取扱店、メーカーが一体になって創り上げていく銘柄だと考えています。
その中で、造りの部分を担当しているのが杜の蔵なのです。ですから、大小の
リニューアルを繰り返し、年々頼もしく育っていっています。変わらないこと
といえば、米の旨みを引き出す純米であるということ、ふっくらとした味わい
を持つということ、あとは気持ちの面でしょうか。
「独楽蔵」には醸造年度の表示もしています。
これは、熟成させることでさらに期待できる酒でありたいという考えからです。
(ワインにヴィンテージがあるように、生まれと育つ環境がよい日本酒は実に
旨いですよ)
杜の蔵では本格焼酎も製造しておりますが、その中に日本酒の酒粕を原料にした
ものもあります。ご存知の「吟香露」(ぎんこうろ)もそういった商品です。
吟醸酒がもつ果実様の香りを蒸留酒の中に再現した新しいタイプの焼酎です。
その軽快さはロックで楽しんでいただいております。
これが今の杜の蔵(の一部)です。そして今、消費者の方々に少しずつ支持して
もらえるようになりました。でも、まだまだです。これからです。
造り手はグラスを片手にした皆さんの笑顔に出会えることが大きな喜びです。
いつか皆さんにも・・・・・。
株式会社 杜の蔵(もりのくら) 森永一弘
Komagura Kan-Junmai 2015
独楽蔵 燗純米
熟成を持ち味にした「独楽蔵」の中でも、一段と燗栄えする「燗純米」。
適度な味幅があり、キレが良い中辛口。燗につけることにより、熟成による深みが、さらに優しさを増していきます。心地よい旨味がふくよかに広がり、やすらぎとなごみを与えてくれる滋味深さ。
友と共に思い出話しにひたりながら、ゆるりゆるりといつまでも飲んでいたいような、調和のとれたコクのある味わいは、お燗で旨さが一段と冴えわたります。
No.00205 1800ml ¥2,750(税込)
商品番号 | 00205 |
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生産者 | 杜の蔵(独楽蔵) |
品名 | 独楽蔵 燗純米 |
生産年 | 2015 |
容量 | 1800ml |
タイプ |
|
アルコール度数 | 15% |
生産地 | 日本 福岡県 |
品種 | 夢一献(福岡県産) |
輸入元 |
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AWN販売価格 | 2,750円(税込) |
消費税 | 10% |