サバルテス｜カバ　ブリュット　レセルバ [2021] 750ml

Sabartés
サバルテス

シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵の製法で造られるスペインのスパークリングであるカバは、スペインのD.O.（原産地呼称ワイン）のひとつですが、生産地域ではなく製造方法により指定された特殊なD.O.です。

その生産地域はカタルーニャやラ・リオハなど複数の州にまたがり、土地の気候、土壌、使われるブドウ品種により味わいは様々に異なりますが、その中心的地となるのは生産量全体の90％以上を占めるカタルーニャ州のペネデス地区です。

カバ発祥の地でもあるこのペネデスに位置するサバルテスは、1980年代後半に再建されたワイナリー。その際、パレリャーダやチャレッロなどの土着品種だけでなく、シャルドネなどの国際品種が植えられ、この地に新たな品種の可能性をもたらしたパイオニアとなりました。

契約農家からブドウやバルクワインを買い付ける大手生産者が多い中、所有畑のブドウのみからカバを手掛ける事にこだわり、収量制限（平均約46hl/ha）はもちろん、ブドウ畑だけでなく森に植林するなど周囲の環境にも配慮した栽培から醸造、ボトリングまで、どの行程においても最新の注意を払えるように一貫して自社で行い、常にクオリティ向上を追求しています。

海岸線から10kmと地中海の影響を大きく受けた穏やかな気候と、日照量豊富な南斜面の畑という恵まれた環境の中で健やかに成熟したブドウは、9月から10月に収穫されます。

クリーンでフレッシュなブドウを得るため、まだ気温が低い早朝4時から収穫が行われ、さらにその魅力をピュアに表現するために、プレスした果汁は使わず、ブドウの自重で自然に流れ出たフリーラン果汁のみを使ってベースワインが造られます。

さらに、持続性のある細かな泡を育て複雑味を与えるため、瓶内熟成では法定期間よりも長い時間が費やされます。

ワインの源となるブドウのクオリティを第一に考えた栽培と、その力を引き出すための丁寧なワイン造り。ここから豊かな果実と爽やかさが共存する素直な美味しさが魅力のカバが生まれるのです。

Cava Brut Reserva　2021
カバ　ブリュット　レセルバ

シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られた上質スパークリング。シトラスやリンゴの爽やかな果実味と持続性の高い泡立ちが特徴です。

早朝に収穫されたフレッシュなブドウをプレスせず、自然に流れ出たフリーラン果汁のみを用いるという贅沢な造り。ここからピュアな旨味と滑らかさがそのまま映しこまれた味わいで、よく熟したリンゴや黄色い柑橘系果実、レモンピールを思わせるフルーティーな香り。クリスピーな酸を優しく包む果実味は丸くボリューム感も充分。ふくよかさと爽やかさのバランスが素晴らしいワインです。

No.02855　750ml　￥2,310（税込）