Borges
ボルゲス
ボルゲス社は、1884年に創立された長い歴史を持つワイナリーで、当時フランシスコとアントニオというボルゲス兄弟が、ポートワインと銀行経営のために興した会社です。ボルゲス社の本部は、もともと長年に渡って港町のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区(画左上)にあり、世界で初めて原産地呼称地区に指定された「ポートワイン」の生産によって大きく成長し、ポルトガルワイン繁栄の歴史に大きく貢献してきました。
1998年からはジョゼ・マリア・ヴィエイラ氏の率いる大会社、JMVの系列グループとなり、最新のブドウ栽培技術と新たな生産設備の導入により、ワインの品質は大きく向上。ラベルのデザインも一新し、1998年のアメリカやロンドンのコンクールで「ガタオ」がデザイン賞を受賞するなど、デザイン的にも注目を集めています。JMV傘下に入ったことは、ボルゲスにとっても良い転機となったようです。
2000年にボルゲスの本部はポート近郊のリオ・ティントに移り、その白い美しい建物には、ポルトガル各地に広がる自社畑で造られたワインがここに集められ、出荷の時を待つセラーとオフィスが完備されています。
2002年にはさらに畑を買い足し、ボルゲス社はさらに拡大、その生産量のうち55%のワインが5つの大陸の50を越える国に輸出されています。ボルゲスは、年間600万本のワイン生産を誇るビッグカンパニーとして、大きな成功を収めています。
★ひとくちメモ★

最近の綺麗に整えられた仕立て方(画右下)と比べてみると、葡萄の栽培方法も昔とくらべて随分変ったのだということがよくわかりますよね。
Gatão Vinho Verde NV
ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ
ポルトガル語で「緑のワイン」と呼ばれる「ヴィーニョ・ヴェルデ」は、ポルトガル最北部に位置するミーニョ地方のヴィーニョ・ヴェルデ地区で造られています。このヴィーニョ・ヴェルデ地区は、1929年にすでに高品質ワイン産地としてD.O.C.に認定された地区です。
「グリーン」から想像できるイメージどおり、ヴィーニョ・ヴェルデはフレッシュで爽やかな味わいがウリのワインなので、できたてのフレッシュなうちに、しっかりと冷やして、その爽やかさを最大限に活かした楽しみ方をしたいですね。
北はスペインとの国境ともなっているミーニョ川、南はポートワインで有名なドウロ川、そして西は大西洋に面していて何本もの川が注ぎ込み、ミーニョは水辺に恵まれた土地なので、魚介類もとっても豊富。白身魚やタコ、イカ、エビ、アサリなどを使ったシーフード料理とはもちろん相性良し。白身魚とジャガイモをあえてグリーンを加えたシーフードサラダなんていかがですか?(ポルトガルでは干鱈がメジャー)
9度とアルコール度数も低いので、クイクイと勢いよく楽しめる。青空の広がる日や、みんなでワイワイと気軽に楽しみたい時におすすめの爽やかなデイリーワインです。
No.03978 750ml ¥1,265(税込)
商品番号 | 03978 |
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生産者 | ボルゲス |
品名 | ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ |
生産年 | NV |
容量 | 750ml |
タイプ | 白/辛口 |
アルコール度数 | 9% |
生産地 | ポルトガル 北部 ミーニョ |
品種 | アザル、ペデルナン(アリント)、トラジャドゥーラ、アヴェッソ |
輸入元 | 木下インターナショナル |
AWN販売価格 | 1,265円(税込) |
消費税 | 10% |